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骨密度・骨質

骨密度

骨の量・強さは20歳代をピークに年齢とともに40歳代くらいから徐々に低下していきます。運動・生活習慣・合併する病気・生まれ持った性質などの要因が考えられていますが、女性は特に閉経前後で急激に低下する特徴があります。

当院の骨密度検査器では腰椎(せぼね)と大たい骨(脚のつけね)の骨密度評価ができます。一定の数値を下回る方はそれぞれ「骨量低下」「骨粗鬆症(こつそしょうしょう)」と診断し、治療をお勧めします。

また、様々な病気や使用しているお薬に伴う骨粗鬆症(続発性:ぞくはつせい)の方もいらっしゃいますので、それまでの病気の経歴や血液検査での評価も大事です。

治療は薬物治療だけではなく、適切な食生活、ビタミン・カルシウムの補給、適度な運動、太陽の光を浴びることなどが重要です。

薬物治療が必要な方は、内服薬(1ヶ月に1回、週1回、毎日など)、注射薬(点滴・静脈注射・皮下注射・自己注射など)の選択肢が年々増えています。それらの中で患者さんごとに合う薬剤、続けられる薬剤を提案してまいります。

 

骨質

骨密度が上がると骨折をしづらくなる事が期待できますが、それでも尚ケガをすれば骨折してしまうことはあります。特にちょっとした負荷で骨折を繰り返してしまう方は、骨密度以外にも「骨質」が低い可能性があります。当院の骨密度検査器には「骨質」を計測できるソフトウェアを導入しました。骨質の評価を加える事で、今後の骨折のしやすさの評価が更に正しく予測できると考えています。

 

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