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創傷治療

創傷治療

当院のキズの治療では、必要のない消毒は行わず、適度な湿潤環境に置ける被覆材を使用します。被覆材の選択には好みもありますし、同じ素材でも中には肌に合わない方もいますのでキズや肌の様子を見ながら治療を進めてまいります。

擦り傷やぶつけてしまったことによるキズ、切り傷、犬や猫に噛まれてしまったキズなども対処いたしますが、広い範囲のキズ、骨や関節が見えてしまうような重症なキズ、腱や血管・神経などの損傷を伴うキズ、強く感染してしまったり汚染の強いキズ、金属などによる貫通創・刺し傷、広く深い範囲の火傷(熱傷)などは体制の整った病院をご紹介させていただきます。

キズの状態によっては局所麻酔をして処置をしたり、凝固止血器(バイポーラ)での止血、血液や浸出液が溜まらないようにする処置(ドレナージ)を行うこともあります。

 

破傷風予防注射

土などで汚染されたキズ、動物に咬まれたキズ、壊死組織の多いキズ、鉄釘などの深い刺創などでは破傷風菌による感染が起こる場合があります。発症してしまうと命に関わる危険性が十分にあるので、予防のために破傷風トキソイドの筋肉注射を受けることをお勧めします。ケガの際の破傷風トキソイド注射は保険適応となります。

破傷風感染の危険性の高いキズの場合は破傷風トキソイドだけでなく破傷風グロブリン(テタノブリンなど)の注射が必要な場合もあるため、当院での対応範囲を越えますので、その点でも適切な病院をご紹介いたします。

お子さんの時に3種混合ワクチンや4種混合ワクチンなどを受けているかどうか、最終接種からの年数で接種すべき回数は異なりますので、接種必要時には患者さんの接種の経歴をご確認いたします。

 

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